第35回中国四国リハビリテーション医学研究会、第30回日本リハビリテーション医学会中国・四国地方会ならびに専門医・認定臨床医生涯教育研修会を2012年12月２日（日）に広島大学病院で開催することとなり、大変光栄に存じます。東北大震災から１年半以上経過し、福島原発の後遺症から立ち直りつつある日本に、放射能被爆を初めて受けた都市としてできることがたくさんあると感じています。この研究会、地方会は年２回開催されており、今回は広島市（広島大学病院リハビリテーション科担当）で開催致します。専門医・認定臨床医生涯教育研修会を開催する予定で、広島大学大学院医歯薬保健学研究科教授の岡村仁先生に「がんのリハビリテーション」を、コールメディカルクリニック院長の岡林清司先生に「在宅医療」のご講演をいただく予定です。また、ランチョンセミナーとして帝京大学医学部リハビリテーション科教授の栢森良二先生に「痙縮治療」についての講演を企画しております。どの講演もリハビリテーション医療に関わる皆様には、興味深くお聞きいただけるものと考えています。
　会場の広島大学病院は新外来棟・手術棟を建設中で建て込んでおりますが、平和公園や宮島など学生の修学旅行としても使われる観光地があります。「おしい」広島県の県庁所在地として、もみじ饅頭や広島風お好み焼き、レモンなど存分に楽しんでいただければと思います。
　本会がご参加の皆様の士気向上とリハビリテーション医学の発展に少しでもお役に立てることを願っております。

広島大学病院 第４･５講義室

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